Visual Studio でプリプロセスされた C/C ソース ファイルを表示する
多数のプリプロセッサ ディレクティブを含む C/C ソース ファイルを操作する場合、次のようになります。前処理後の外観を理解することが不可欠です。 Visual Studio には、前処理されたファイルを出力するための複数のオプションを開発者に提供するコマンド ライン ユーティリティ cl.exe が用意されています:
1。標準出力への前処理:
前処理したファイルを標準出力に出力するには、「/E」オプションを使用します。これは GCC の「-E」オプションを模倣し、前処理されたコードの直接表示を容易にします。
2。ファイルへの前処理:
前処理したファイルを保存したい場合は、「/P」オプションを使用します。このオプションは、前処理されたコードを含むファイルを生成します。
3. #line ディレクティブを使用しない標準出力への前処理:
場合によっては、前処理された出力から #line ディレクティブを省略することが望ましい場合があります。これを実現するには、「/P」オプションと「/EP」オプションを組み合わせます。これにより、前処理されたコードが #line ディレクティブなしで生成されるようになります。
使用例:
「my_source.cpp」という名前のソース ファイルを前処理し、前処理された出力を送信するには「preprocessed.txt」というファイルにコピーするには、コマンド プロンプトで次のコマンドを使用します:
cl.exe /P my_source.cpp /Fo preprocessed.txt
このコマンドは、前処理されたコードを含む「preprocessed.txt」ファイルを作成します。
注:
使用している Visual Studio のバージョンによって、これらのオプションが利用できるかどうかは異なる場合があります。
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